2017003
グリッドシステム グラフィックデザインのために
販売価格 7,150円(税込)
著者:ヨゼフ ミューラー=ブロックマン
日本語版監修:白井敬尚
日本語版デザイン:白井敬尚
定価:本体6,500円 + 税
発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
ISBN:978-4-86246-448-4
総ページ数:184 ページ
発売日:2019年11月05日
【内容】
ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンによる、現代グラフィックデザインの基本書、待望の日本語版登場!
本書は、スイスのグラフィックデザイナーであり、教育者のヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン(1914-96)の主著として知られる『Grid systems in graphic design』の全訳である。その原著(英語・ドイツ語2カ国語版)は、1981年にニグリ社から刊行されて以来、今日に至るまで幾度も版を重ねるとともに、スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・中国語・韓国語・フランス語・イタリア語などの数多の言語へと翻訳され、時代を越えて世界中で読み継がれてきた。
グリッドシステムの方法とその思想を、古代から現代へと至るヴィジュアルコミュニケーションの歴史的視野のもと、豊富な具体例を交えてわかりやすく紐解いた、現代グラフィックデザインの基本書を、グラフィックデザイナー、タイポグラファのみならず、デザインを学ぼうとする全ての人々に向けて刊行する。
※デザインや紙面は制作中のものです。
【本書の特徴】
1981年刊行の原著の完訳版。
現代グラフィックデザインの基本書として最重要著作の一冊。
ブロックマンの思想と方法を体系化。
豊富な具体例や図版を交えた、わかりやすい解説。
グリッドシステムによる組版設計を実践、探求してきた白井敬尚氏による日本語版デザイン。
原書の仕様を反映した上製本。
【著者・監訳者プロフィール】
著者:ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン(Josef Müller-Brockmann)
スイスのグラフィックデザイナー。チューリッヒ湖畔の町ラッパースヴィルに生まれる。デザイナーのヴァルター・ディッゲルマンのもとでの見習いや、チューリッヒ工芸学校のエルンスト・ケラー、アルフレート・ヴィリマンに学びながらも、主には独学によりデザインを習得する。1936年にデザイナーとして独立、1967年よりミューラー゠ブロックマン& Coを設立。主な仕事に、チューリッヒ・トーンハレのコンサートホールのための音楽会ポスター(1951−1972)、スイス自動車協会のためのポスターなどのグラフィックデザインのほか、チューリッヒ空港のサイン計画、スイス連邦鉄道のアイデンティティと視覚情報システム、IBM社のヨーロッパにおけるデザインコンサルタント業務などが挙げられる。
教育者としては、チューリッヒ工芸学校(1957−1960)でケラーの後任としてデザイン教育に携わり、ウルム造形大学(1962/1963)、浪速短期大学(1961)、大阪芸術大学(1970)などで教鞭をとった。1958年より、3カ国語表記のデザイン誌『ノイエ・グラーフィク』(1958−1965)の共同編集をリヒャルト・パウル・ローゼ、ハンス・ノイブルク、カルロ・ヴィヴァレリらと共に務め、「スイスタイポグラフィ」、あるいは「国際タイポグラフィ様式」と呼ばれる理論と実践の国際的普及に貢献。また、アスペン国際デザイン会議(アメリカ、1956)、世界デザイン会議(東京、1960)などをはじめとする世界各地での講演活動とともに、欧州、米国、日本などで個展を開催した。
主な著書として、本書『グリッドシステム』(1981)のほかに『グラフィックデザイナーの造形の諸問題』(1961)、『ヴィジュアルコミュニケーションの歴史』(1971)、『ポスターの歴史』(1971、吉川静子との共著、以上未邦訳)、『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生』(1994、邦訳2018)などがある。1958年には画廊「ガレリー58」をラッパースヴィルに設立(ガレリー・ゼーシュトラーセに改称し1990年まで継続)した。スイス工作連盟、スイスグラフィック連盟、国際グラフィック連盟などに所属した。主な受賞歴として、チューリッヒ州文化功労者金賞(1987)、英国王立アカデミーの名誉王立デザイナーの称号授与(1988)などがある。
翻訳:古賀稔章(こがとしあき)
1980年福岡県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。雑誌「アイデア」の編集者(2004-09年)を経て、グラフィックデザインやタイポグラフィに関する執筆、翻訳、編集、研究活動などを行っている。
監修・日本語版デザイン:白井敬尚(しらいよしひさ)
グラフィックデザイナー。1961年愛知県生まれ。株式会社グレイス(宮崎利一チーム,1981-86年)、株式会社正方形(清原悦志主宰,1986-98年)を経て、1998年白井敬尚形成事務所を設立。ブックデザイン、エディトリアルデザイン、展覧会周知物など、タイポグラフィを軸としたデザインに従事している。2012年より武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科教授。
日本語版監修:白井敬尚
日本語版デザイン:白井敬尚
定価:本体6,500円 + 税
発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
ISBN:978-4-86246-448-4
総ページ数:184 ページ
発売日:2019年11月05日
【内容】
ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンによる、現代グラフィックデザインの基本書、待望の日本語版登場!
本書は、スイスのグラフィックデザイナーであり、教育者のヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン(1914-96)の主著として知られる『Grid systems in graphic design』の全訳である。その原著(英語・ドイツ語2カ国語版)は、1981年にニグリ社から刊行されて以来、今日に至るまで幾度も版を重ねるとともに、スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・中国語・韓国語・フランス語・イタリア語などの数多の言語へと翻訳され、時代を越えて世界中で読み継がれてきた。
グリッドシステムの方法とその思想を、古代から現代へと至るヴィジュアルコミュニケーションの歴史的視野のもと、豊富な具体例を交えてわかりやすく紐解いた、現代グラフィックデザインの基本書を、グラフィックデザイナー、タイポグラファのみならず、デザインを学ぼうとする全ての人々に向けて刊行する。
※デザインや紙面は制作中のものです。
【本書の特徴】
1981年刊行の原著の完訳版。
現代グラフィックデザインの基本書として最重要著作の一冊。
ブロックマンの思想と方法を体系化。
豊富な具体例や図版を交えた、わかりやすい解説。
グリッドシステムによる組版設計を実践、探求してきた白井敬尚氏による日本語版デザイン。
原書の仕様を反映した上製本。
【著者・監訳者プロフィール】
著者:ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン(Josef Müller-Brockmann)
スイスのグラフィックデザイナー。チューリッヒ湖畔の町ラッパースヴィルに生まれる。デザイナーのヴァルター・ディッゲルマンのもとでの見習いや、チューリッヒ工芸学校のエルンスト・ケラー、アルフレート・ヴィリマンに学びながらも、主には独学によりデザインを習得する。1936年にデザイナーとして独立、1967年よりミューラー゠ブロックマン& Coを設立。主な仕事に、チューリッヒ・トーンハレのコンサートホールのための音楽会ポスター(1951−1972)、スイス自動車協会のためのポスターなどのグラフィックデザインのほか、チューリッヒ空港のサイン計画、スイス連邦鉄道のアイデンティティと視覚情報システム、IBM社のヨーロッパにおけるデザインコンサルタント業務などが挙げられる。
教育者としては、チューリッヒ工芸学校(1957−1960)でケラーの後任としてデザイン教育に携わり、ウルム造形大学(1962/1963)、浪速短期大学(1961)、大阪芸術大学(1970)などで教鞭をとった。1958年より、3カ国語表記のデザイン誌『ノイエ・グラーフィク』(1958−1965)の共同編集をリヒャルト・パウル・ローゼ、ハンス・ノイブルク、カルロ・ヴィヴァレリらと共に務め、「スイスタイポグラフィ」、あるいは「国際タイポグラフィ様式」と呼ばれる理論と実践の国際的普及に貢献。また、アスペン国際デザイン会議(アメリカ、1956)、世界デザイン会議(東京、1960)などをはじめとする世界各地での講演活動とともに、欧州、米国、日本などで個展を開催した。
主な著書として、本書『グリッドシステム』(1981)のほかに『グラフィックデザイナーの造形の諸問題』(1961)、『ヴィジュアルコミュニケーションの歴史』(1971)、『ポスターの歴史』(1971、吉川静子との共著、以上未邦訳)、『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生』(1994、邦訳2018)などがある。1958年には画廊「ガレリー58」をラッパースヴィルに設立(ガレリー・ゼーシュトラーセに改称し1990年まで継続)した。スイス工作連盟、スイスグラフィック連盟、国際グラフィック連盟などに所属した。主な受賞歴として、チューリッヒ州文化功労者金賞(1987)、英国王立アカデミーの名誉王立デザイナーの称号授与(1988)などがある。
翻訳:古賀稔章(こがとしあき)
1980年福岡県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。雑誌「アイデア」の編集者(2004-09年)を経て、グラフィックデザインやタイポグラフィに関する執筆、翻訳、編集、研究活動などを行っている。
監修・日本語版デザイン:白井敬尚(しらいよしひさ)
グラフィックデザイナー。1961年愛知県生まれ。株式会社グレイス(宮崎利一チーム,1981-86年)、株式会社正方形(清原悦志主宰,1986-98年)を経て、1998年白井敬尚形成事務所を設立。ブックデザイン、エディトリアルデザイン、展覧会周知物など、タイポグラフィを軸としたデザインに従事している。2012年より武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科教授。