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ノードベースのデジタルコンポジット コンポジターのための理論と手法
販売価格 9,900円(税込)
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ノードベースのデジタルコンポジット コンポジターのための理論と手法
販売価格 9,900円(税込)
発行年月:201212
出版社: ボーンデジタル
サイズ:B5
ページ数:424
ISBN:978-4-86246-187-2

【本書の特徴】
■映画とビデオのプロのためのコンポジット理論
コンポジットソフトのマニュアルを読めば「操作方法」は分かります。しかし、不適切なライティングのブルースクリーン素材から上質なマットを抽出する方法や、デジタルマットペインティングでバンディングが発生したときの対処法については、マニュアルもオンラインヘルプも何ひとつ教えてくれないでしょう。自動車の取扱説明書と教習所の授業が違うのと同じです。スイッチやレバーのある場所は取扱い説明書でも分かりますが、教習所では目的地にたどり着くための運転方法を学ぶことができます。コンポジットソフトは著しい機能進化を遂げましたが、「便利な」自動化機能に頼りきった合成作業は、プラグインのプリセットや自動検出機能で解決できない問題に突き当たったとき、その場でお手上げになってしまいます。

■ノードベースでコンポジットを考える
本書では合成のフローを「ノード」に基づいたフローグラフで説明しています。その意味で本書は、NukeやFlameといったノードベースのコンポジットソフトに初めて触れるユーザーにとっての必携の一冊といえます。

一方、ノードベースではないコンポジットソフトのユーザーにとっても、「ノード」に基づくフローグラフは操作の流れを理解しやすく、どのような操作がどういった順序でなされるのか、枝分かれや結合を含めて直感的に把握することができるため、自分が使用する非・ノードベースのコンポジットソフトにも応用ができます。

■コンポジットの原理を知ることで問題点とその対処法が見えてくる
本書をお薦めできるのは、ブルースクリーン合成のエッジにアーティファクトが出現した原因やその除去方法を探しているデジタルアーティストでしょう。問題の原因を探り出し、回避方法を考えだすためには、コンポジットソフトの内部で行われている処理、そしてそれを支える理論について知る必要があるのです。

本書は「特定のソフトウェアに依存しない」形をとっており、どのソフトウェアをお使いの場合でも、本書で紹介する手順のほとんどを実行することができます。

※本書は『Digital Compositing for Film And Video Third Edition』の日本語版です。